若手が参加しやすい町内会とは…

大藤さんの町内会では、役員17人のおよそ半数を30代から40代が担っています。役員会の開催時間を見直すなど若手が参加しやすい態勢づくりを進めています。

八木山本町2丁目町内会体育文化部長 大藤弘明さん:
「役員会が終わってからも、休日を子どもと過ごせるよう(開催時間を)午前8時からに変更いただいて承認いただいた」

町内会イベント集会所開放デーも、大藤さんたち若手の発案で去年から始まりました。

八木山本町2丁目町内会 及川薫会長(82):
「我々の世代ではとてもじゃないけど発想がない。そういう意味では町内会の皆さんに若い現職世代が増えたというのは非常に喜ばしいこと。3年くらい前に比べたら劇的な変化ですね」

町内会は、災害時の助け合いや防犯の観点からも欠かせない存在ですが、加入率は減少傾向にあります。