2022年10月から11月にかけては金を借りることができなくなった男性に対する暴行がエスカレート。電動ドライバーの先端で足を刺すなどしてけがをさせたほか、同居している家を出るか大便を食べるかの選択を迫るなどした。男性は、山口被告らから暴行を受けることで肉体的にも精神的にも追い詰められ、逆らうことが出来なくなっていたという。
2022年11月10日、暴行を加えた勢いで足の指の骨が折れた前田被告。山口被告と病院に行き、自宅に戻ると男性が持病のてんかんの発作を発症し倒れていた。その影響で部屋は荒れた状態となり、そのことに山口被告が激昂。2人で男性の首を絞め殺害した。11月12日から14日にかけ自宅の浴室で遺体を切断。スーツケースに入れタクシーで荒浜地区に向かい地中に遺体を遺棄した。