原因は、ある雑草の花粉だった
草刈耳鼻科 草刈千賀志院長:
「秋の花粉症は雑草の花粉で、基本的なものが『ブタクサ』という雑草です。症状が(スギ花粉より)強い人が多い印象があります」

外来種のブタクサは、小さな花が連なって咲くのが特徴で、河川敷や道端などに多く見られます。今年の夏、仙台では35度以上の猛暑日が3日、30度以上の真夏日が55日を記録するなど厳しい暑さが続き、平均気温は観測史上、2番目に高くなりました。この猛暑によってブタクサの生長が促され、花粉の飛散が増えている可能性があると草刈医師は指摘します。

草刈耳鼻科 草刈千賀志院長:
「暑くてですね、雨が多ければ雑草が多く生えるというのは現実としてありますので。当然、結果として(秋の)花粉が増えているんじゃないかと思います」