宮城県大衡村では、大人の手のひらほどの大きな白い花を咲かせるヤマユリが見ごろを迎え、辺りに甘い香りを漂わせています。

ヤマユリが見ごろになっているのは、大衡村にある森林公園、昭和万葉の森です。

ヤマユリは広さ6ヘクタールの森に古くから自生していて、いまでもおよそ6万8000本が育っています。管理事務所によりますと、今年は、例年とほぼ同じ7月4日に咲き始め、全体の6割ほどが咲き揃いました。

訪れた人:
「こんなに沢山、ずっとこんなの見たことない。きれい。山にあるというだけで和む」
「きれいで凄く圧巻。落ち着く。癒される」

訪れた人たちは甘い香りが漂うなか、写真を撮ったりしながら鮮やかなヤマユリを楽しんでいました。「百合の女王」とも呼ばれるヤマユリ。来週いっぱい見ごろが続く見込みです。