農学部の2人の部活動は…
加宅田咲希さん:
「『能楽部』っていう部活です。農学部で能楽部です」

ここでは伝統芸能である「能」に取り組む部活動が行われていました。2人は入学後、先輩たちの舞を見て入部を決めました。

東北大学農学部1年 相川直子さん:
「知らないことばかりだったので新鮮で面白いなと思っています」
東北大学農学部1年 加宅田咲希さん:
「日本人だけど日本のことあんまり知らないなって思って、伝統芸能っぽいことをやってみたいなと思った」
東北大学学友会能楽部は60年以上の歴史がある団体。現在は1年生から大学院生まで13人が所属していて部長の和田都さんを中心に週に2回、活動が行われています。

東北大学学友会能楽部 和田都部長:
「日本で最北端の能楽部となっている。今年は男子3人女子3人の6人入ってくれてすごく活気のある状況」

部活動では、ストーリー性がある能の演目の中でも一番の見せ場となる部分を能面は付けずに舞う「仕舞(しまい)」、セリフやナレーションといった役割を持ち、仕舞に添えられる歌謡である「謡(うたい)」、そして、謡にあわせて小鼓の演奏をする「連調」の3つに取り組み、これらを組み合わせて能の舞台を構成します。