宮城県仙台市にある140年以上前の蔵と岩沼市内にあるキリスト教の教会が国の文化財に登録されることになりました。

国の文化財に登録されるのは、仙台市宮城野区鶴巻にある「横田家住宅板倉」です。農具や籾を保管する木造の蔵で明治13年=1880年に建築されました。江戸時代、仙台藩の頃から物資の陸揚げで使われていたとの伝承も残っています。

所有者・横田悦子さん:
「東日本大震災が起きたときもほとんど無傷で残った。残していかないと父も守り続けてきたので」

同じく国の文化財に登録される岩沼市の「日本基督教団岩沼教会」は、1930年の建造で石造りの重厚な外観が特徴です。宮城県内にある国の有形文化財は212件となります。







