一般の道路で、なくてはならない存在といえるのが信号機です。宮城県大崎市の国道には、青・黄・赤のレンズに透明なカバーを付けた信号機が設置されています。あまり見かけないこのタイプの信号機、なぜこのようなカバーをつけているのでしょうか。実は、冬に起きるある現象を防ぐためのものでした。
謎の信号機とは…
山形県との境界に近い、宮城県大崎市鳴子温泉の中山平地区の国道47号線です。

縦型の信号機が設置されています。よく見ると、信号機のレンズをすっぽり覆うおわん型の透明なカバーを付けたタイプが採用されています。宮城県警によると、県内でこのような信号機は、ごく一部ということです。

では、なぜ信号機のレンズに透明カバーをつけているのでしょうか。

当然ですが、信号機は、「青・黄・赤」の3色がきちんと見えないと交通事故につながりかねません。しかし、1月、宮城県内である現象が起き、信号が見えなくなりました。