幕末から明治時代にかけて輸出用の茶の荷箱に貼られたラベル「蘭字」を集めた展示会が、静岡県浜松市で開かれています。

幕末に横浜や神戸など、5つの港で海外貿易が活発になり、主な輸出品にお茶がありました。その荷箱には「蘭字」と呼ばれるラベルが張られていて、お茶の等級や生産地などの情報がアルファベットや独特なデザインで描かれています。

また、明治時代のお茶の製造工程など当時を知ることができる貴重な資料も展示されています。

この展示会は8月14日まで、静岡県浜松市の平野美術館で開かれています。