知事が国交省を批判です。リニア工事をめぐる国の有識者会議の進め方について、静岡県の川勝平太知事は6月15日の会見で、「国交省にリーダーシップがない」と述べました。

6月15日の記者会見でリニア工事をめぐり、先週、再開した国の有識者会議について尋ねられた川勝知事は国交省を批判しました。

<静岡県 川勝平太知事>
「一番大きな不安は国交省のリーダーシップがない。会を開いただけですね。議論すべき内容を(委員に)決めてもらうと言うんですから」

南アルプスの動植物への影響に関する議論が始まった前回の有識者会議。事務局を務める国交省は、テーマが複雑かつ曖昧だとして、委員の意見や現地視察などをふまえてから、論点整理をする意向を示したため、議論の長期化が予想されています。

<静岡県 川勝平太知事>
「国交省鉄道局のリーダーシップの大いなる欠如、そして、リーダーシップを取ろうとしない環境省に一抹の危惧がある」

また、1週間後に公示される参院選の争点に関する質問では…。

<静岡県 川勝平太知事>
「静岡県特有の問題としては、リニアがこれだけ関心を持たれているわけですから(候補者は)自分の意見は当然、明確にするべきである」

川勝知事は、静岡選挙区の候補者はリニア問題と原発問題に対する見識は当然持つべきとして、争点になるとの見解を示しました。