エスパルスは常に成長させてくれた存在 だからこそ…

「エスパに勝って自分の価値を証明したい」と意気込む鈴木選手

アイスタで公式戦でプレーするのは、清水ユース時代以来9年ぶり。これまで、背中を押してくれたオレンジサポーターも、今度はライバル、サンバのリズムは藤枝にとって大きなプレッシャーとなります。

「でも、あの応援は聞き慣れていて、アウェーだとあまり思えない。正直、あの応援を聞けば、自分も力が入るし、もう“応援されている”、なと。(サポーターが)素晴らしい雰囲気、空間を作ってくれるので、僕は楽しめると思う。藤枝がボールずっと保持すれば、清水の選手も、サポーターも、フラストレーションが溜まると思う。そういう時間を多く作って、どんどん自分たちのペースに持っていきたい」

自分を育ててくれたエスパルスへの恩返しは勝利すること、ただひとつです。5月13日、鈴木翔太選手はアイスタのピッチでの躍動を誓います。

「エスパルスは、常に自分を成長させてくれた存在。だからこそ勝って、また自分の価値を証明したい。攻守ともにアグレッシブで、自分の左足でスタジアムが沸くようなプレーを見てほしい。アカデミー時代から応援してくれているみなさんのためにも、(アカデミー卒で)いま、大学で頑張ってる子たちのためにも、自分がここで活躍して勝って、その原動力になれたらと思う」