南伊豆町の観光地として知られる花畑では、焼却処分される木材を肥料として再利用するSDGsの取り組みがスタートしました。
ヒマワリを育てる畑の土に混ぜているのはウッドチップでできた腐葉土です。東京電力は台風など災害時の停電を防ぐため、電線の周りの枝を伐採し焼却処分してきましたが、SDGsを推進するため、伐採した木を細かく砕き腐葉土として再利用していて、南伊豆町では初めての取り組みです。
<東京電力パワーグリッド 下田事務所 金指美徳さん>「今回、試験実施しますので、土壌改良して、何年か後に全体に(チップが)広がって、良いヒマワリや菜の花が咲くことを期待しています」
ヒマワリは8月中旬に見頃を迎えますが、水はけの良さなどのウッドチップの効果が出るのは3、4年後になるそうです。