静岡県の感染症対策を強化する拠点「ふじのくに感染症管理センター」が三島市に開設され、4月3日から業務が始まりました。
県が三島市に設置した「ふじのくに感染症管理センター」は、三島市の県総合健康センターを改修し、設置されました。業務を開始した感染症対策課には約15人が在籍し、3日はセンター長を務める元・県健康福祉部参事の後藤幹生さんが職員に訓示を述べました。
<静岡県感染症管理センター長 後藤幹生さん>
「今後、10年ごとに繰り返すかもしれない、県民に対して大きな脅威になることが今回分かった新興感染症に対して対応できる施設の初めを今からつくっていただきたい」
センターでは、感染が拡大した時に司令塔の役割などを担い、病床の確保や感染症の動向の調査などを行います。