サッカーJ1でモルドバ出身の選手がプレーしていることをご存じでしょうか。ジュビロ磐田のGKアレクセイ・コシェレフ選手(28)。ロシアによるウクライナ侵攻の影響で、多くの避難民が入ってきたことで、さまざまな影響を受けている母国に、静岡から支援の気持ちを届けようとしています。

“戦争”の影響が母国にも及んでいる…

「いま、ウクライナの方々が国境を渡って、モルドバに避難してきています。モルドバの各家庭が自分の家を開放し、受け入れているという状況です」
コシェレフ選手の故郷モルドバ 

ジュビロ磐田でプレーするコシェレフ選手。故郷はウクライナの隣に位置するモルドバです。ロシアのウクライナ侵攻により、モルドバにはウクライナから約40万人が避難し、現在も多くがモルドバ国内にとどまっているといいます。

これが医療現場のひっ迫など、モルドバにも深刻な状況を引き起こしています。

「母国をなんとか支援したい」。“守護神”は訴えます。
モルドバの窮状を訴えるコシェレフ選手

「この本当に悲惨な状況を少しでも解決するべく、皆さんのご協力をお願いします」

コシェレフ選手の思いに応えようと、チームメートが立ち上がりました。