ハイリスク出産を担う病院へ予約が集中
小原院長は、診療所が減ることで総合病院の負担が増すことを懸念しています。
<清水バースクリニック 小原幹隆院長>
「ハイリスクを扱う病院はハイリスクの患者さんをしっかりみられるような体制を取り、その負担を軽減するために我々クリニックがローリスクの妊婦さんをみるみたいな、ある程度の住み分けが重要になってくると思います」
そのハイリスクなお産を担うのが、駿河区の静岡済生会総合病院です。
年間約700件と、市内の総合病院で最も多くのお産を扱っています。
<静岡済生会総合病院 岡本好史病院長>
「こちらがNICUになります。重症の病気を持った新生児、低出生体重児、早産も含めたお子さんが入っています」
「地域周産期母子医療センター」に認定されていて、高齢妊娠など、ハイリスクなお産に対応しています。
静岡市は清水病院の産科廃止に伴い、済生会などと協定を結び、清水地域のお産を支える体制を確保するとしています。
<岡本病院長>
「なんとか受け入れて頑張ってやっているんですけれども、ハイリスクの方を受け入れられないというリスクが出てきてしまいますので、ある程度コントロールが必要」
済生会は、分娩施設の減少などでお産の予約が集中し、2026年8月下旬から、初めて受け入れに制限を設けました。
<岡本病院長>
「短期的には清水病院のことやいろいろな事情があって、当院としてはキャパシティを増やさなきゃいけないなという思いもありますが、周囲が変わっていきますので、社会情勢ですね。これに合わせて我々もフレキシブルにいろいろな対応ができる体制は作っていかなきゃいけないなと思っています」
出産を望む人が安心して産める環境をどう維持していくのか。
地域のお産を支える仕組みづくりが問われています。










