2025年12月、静岡県長泉町の会社兼住宅で高齢の夫婦が拘束され、現金約1800万円が奪われた強盗事件の裁判員裁判が2026年9月28日に始まり、犯行の指示役とみられる男は起訴内容を認めました。
裁判では実行役の少年が証人として出廷し「車で現場の前を通り10回以上下見した」と証言しました。
強盗傷害と住居侵入の罪などに問われているのは、神奈川県に住む無職の男(22)と、高知県に住む無職の男(22)です。
起訴状によりますと、2人は2025年12月22日の深夜、長泉町の会社兼住宅で高齢夫婦を拘束して骨折などのけがをさせ、現金少なくとも約1800万円が入ったジュラルミンケースを奪い取った罪に問われています。
この事件をめぐっては強盗傷害の疑いで9人が逮捕されていて、神奈川県に住む男は「犯行の指示役」、高知県に住む男は「運転手役」を担ったとされています。
9月28日、地裁沼津支部で開かれた初公判で神奈川県に住む男は起訴内容を認め、弁護側は量刑を争う姿勢を示しました。
一方、高知県に住む男は「運転手として関わったことは事実。事件のことは理解していませんでした」と一部を否認し、弁護側は「他人の犯罪を手伝わされているに過ぎない」とほう助犯であると主張しました。
2人はオンラインゲームで知り合った関係で、神奈川県に住む男が高知県に住む男を勧誘したということです。
<竹川知佳 記者>
「裁判で行われた証人尋問では、実行役の少年が高知県に住む男の運転で現場に行き、神奈川県に住む男から指示を受けた状況を証言しました」
少年は事件当日車で現場の前を通り電気が消えているかなど、10回以上下見したと明らかにしました。
9月29日の裁判では共犯者とみられる少年らへの証人尋問が引き続き行われる予定です。







