コンプライアンス本部部長「まさか部門の長が不正に関わっているという疑いの目をもてなかった」

<御前崎市 下村勝市長>
「ヘルプライン(内部通報)が機能しなかったのはなぜか」

下村市長が追及したのは、不正の調査報告書でも指摘されていたガバナンス=企業統治の不全についてです。

<中部電力コンプライアンス本部 長谷川聡部長>
「調査の依頼を、問題発言をした部署の長にしてしまった。まさか部門の長がそういうこと(不正)に関わっているという疑いの目を持てなかった」

<下村市長>
「(基準)地震動の捏造。それから内部通報が機能しなかった点、そしてその要因となった経営陣の圧力について大変深刻な問題だと受け止めている」

また、下村市長は「独自の正当化理論」によって不正を重ねた企業の体質にも厳しい目を向けました。

<下村市長>
「不正について集団として正しいことをしているという認識をもっていたという表現を見ました。これは本当に根深い問題だと思う」

<中部電力 林社長>
「失われた信頼を回復するためには当社に対する不信や浜岡の安全性に対する懸念に真摯に向き合い、地域の皆さまとの対話を重ねることが何より大切」

林社長は具体策として、10月1日、▼静岡支店に「静岡地域本部」を置く、▼原発敷地内にある「浜岡地域事務所」を地元の佐倉地区に移転する、▼掛川市と島田市にそれぞれ「地域事務所」を新設すると説明しました。