■被害の時系列と手口

<増田哲也記者>
「サポート詐欺の被害が起きた相良中学校です。現金約1000万円が不正に送金された詐欺ですが、だまされた職員はサポート詐欺を知らなかったことが6月1日に明らかになり、学校現場のネットモラルが問われる事態になっています」

5月29日の午後1時50分頃、60代の女性職員が学校のパソコンを使って有給休暇についてインターネットで調べていたところ、Microsoft社のセキュリティを装う画面が現れ、職員は表示された番号に電話をかけてしまいます。

その後、相手の指示通りにパソコンを操作した結果、遠隔操作が可能な状態になりました。

職員は、相手から示された金融機関の法人用口座にログインしたものの、不審に思ったため学校のネットワークシステムの管理業者に相談し、パソコンの電源を落とし電話を切りました。

このやりとりがあった1時間25分の間に不正送金されたとみられます。