■「すぐ再審公判を開いていたら9年もかからない」

ー抗告の全面禁止について、袴田巖さんの事件を例に取ると

(2014年の)再審開始決定からの9年間はなくて済んだはずです。抗告があったことで、9年やった上で、また1年(再審公判を)やって、10年かかっているわけです。すぐに再審公判を開いていたら、絶対に9年もかからないと思うんです。

今の裁判員裁判を見ても、9年もかかっている事件なんて無いんですから。再審請求審で問題点が洗い出されていて、証拠調べもやった上での再審開始決定ですからね。

そうすると、再審公判での論点というのも限られてきて、きちんと審理をすれば、9年なんてかかりません。