新型コロナウイルスの感染拡大防止協力金を神奈川県からだまし取ったとして、静岡県警は2月15日、2021年に静岡県熱海市で発生した土石流災害で起点となった盛り土の前の所有者ら男女2人を逮捕しました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、神奈川県小田原市に住む75歳の会社役員の男と、神奈川県綾瀬市に住む57歳の警備員の女の2人です。

警察によりますと、2人は2021年3月から4月にかけて、神奈川県小田原市で経営していたライブハウスが閉業状態だったにもかかわらず、新型コロナ感染拡大防止の協力金で嘘の申請を行い、神奈川県からおよそ160万円をだまし取った疑いが持たれています。

このうち75歳の会社役員の男は、2021年に熱海市で発生し28人が犠牲となった土石流の起点である「盛り土」があった土地の前の所有者です。

今回の事件は、遺族らから殺人や業務上過失致死などの疑いで告訴を受けた静岡県警が、熱海土石流災害を捜査する過程で浮上したということです。