林野火災注意報の発令目安は?

<御前崎市消防本部警防課 村石哲臣(むらいし・てつおみ)さん>
「課長すみません。きょうは林野火災警報発令になりますので、よろしくお願いいたします」

<御前崎市消防本部 小野田博行(おのだ・ひろゆき)警防課長>
「林野火災警報継続ですね、事務処理にかかりましょう」

国が2026年から運用を始めたのが、林野火災注意報と林野火災警報です。

降水量や風などの気象情報から、自治体が山火事などの危険度を段階的に知らせる「警告制度」です。御前崎市は2026年1月の1か月間だけで警報を12回、注意報を3回発令しました。

この制度が導入されるきっかけとなったのが2025年2月に岩手県大船渡市で発生した山火事です。

火は市の約1割の面積を焼き、1人が死亡、住宅など226棟が被害を受けました。鎮火までに1か月半かかりました。

<大船渡市林野火災対策局 大和田智次長>
「2月全体の降水量は、観測史上最小の2.5ミリということで山林の内部は乾ききった状態でありました」

<大船渡地区消防組合消防本部 佐々木剛さん>
「早い時点でもう住宅にも燃え移ったというのもありまして、どうやって消火したらいいんだろうというのが正直なところでした」

林野火災注意報の発令目安は、前日までの3日間の雨が1ミリ以下であり、1か月間の雨が30ミリ以下、または「乾燥注意報」が出た場合です。さらに「強風注意報」が重なれば、一気に『警報』へと切り替わります。