なぜ「基準地震動」が重要なのか?

原子力規制員会がねつ造とまで指摘したのは「基準地震動」という想定する最大の揺れです。

設備の耐震設計の前提となる基準地震動は、地震の揺れの強さ=「ガル」で表され、数値が大きいほど揺れが激しいことを示します。

過去の地震では最大で▼阪神・淡路大震災で891ガル、▼熊本地震で1580ガルなどとなっていて、2023年に規制委員会が了承した浜岡原発の基準地震動は▼1号機から4号機周辺で1200ガル、▼5号機周辺では2094ガルでした。

すでにこれまでの大地震と肩を並べるほどの揺れの強さですが、これを過小評価していたとなれば、より大きい数値が算出され、巨大防波壁などの強度も信頼性を失う可能性があります。