モバイルバッテリーは「PSEマーク」の確認を

一方、2025年に関心が高まったのが「モバイルバッテリー」の火災です。 NITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)によると、モバイルバッテリーを含むリチウムイオン電池を使う製品の火災は、2024年までの5年間で1587件発生しています。
電池が高温になる夏に発生するイメージがありますが、冬も油断はできません。
<静岡市消防局予防課 稲葉芳之火災調査係長>
「冬場も暖房器具、例えばファンヒーター、ストーブの前にモバイルバッテリーみたいな、リチウムイオン電池を置いておけば熱せられますので、同じように熱くなってくれば異常をきたす。ジェット噴射のように噴出して勢いよく炎が飛び出すので十分注意していただければ」
リチウムイオン電池の火災は、製品の劣化や品質の低い海外製品の流通も増加の一因です。静岡市消防局では製品を買う際、国の安全基準を満たしたことを示す「PSEマーク」があるかをチェックしてほしいとしています。

<稲葉火災調査係長>
「こちらにPSEマークがある。これが安全基準をひとつ満たす基準になっている。インターネットで買う際などにはPSEマークを参考にご購入いただければ」










