「10年で寿命」火災警報器の落とし穴
2025年11月、大分市の佐賀関地区を襲った火災では、187棟が被害を受け約5万平方メートルが消失しました。空気が乾燥する冬に増える火災。2024年に全国で発生した火災のうち、1月と12月だけで全体の2割を占めています。(年間37141件 1月3761件、12月3772件)

火事をいち早く気づき、延焼を防いでくれるのが「住宅用火災警報器」ですが、実は「10年」で寿命を迎えることをご存じでしょうか。
2011年に全ての住宅で設置が義務となった火災警報器。消防庁の調査によると、正しく設置しているのは静岡県内で7割ほど(71.0%)ですが、警報器の寿命の認知度は3割ほど(30.1%)と低く、役に立たないまま設置しているケースもあります。
<日興電気通信施設営業部 山口純市課長>
「家庭用の感知器(警報器)については電池で実際に動いているので、時間が経てば、もちろん電池は消耗してくる。その期限が10年ということが言われているので、財産を守るものになるので、注意して各家庭でチェックしていただければ」










