寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」でもダイヤ改正

東京駅から岡山駅を経由して高松駅と出雲市駅を結ぶ寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」でもダイヤ改正が行われ、下り列車の東京駅~浜松駅の出発時刻が繰り上げられます。東京駅の出発時刻が現在の午後9時50分から午後9時26分になるということです。静岡県内の停車駅でも、熱海駅で26分、沼津駅で23分、富士駅で21分、静岡駅で21分、浜松駅で18分、それぞれ発車時刻が繰り上げられます。なお、浜松駅以降の時刻に変更はありません。

繰り上げの理由についてJR東海は「列車の安全運行に必要な鉄道施設の持続的な維持管理に向けて夜間の保守作業時間を拡大するため」としています。広報担当者は「保守作業員の確保が難しい状況にある」としつつ「所要時間が伸びることで、鉄道ファンにはよりゆったりと寝台列車の旅を楽しんでもらえるのでは」と話しています。

在来線・新型の315系の車両は2026年3月のダイヤ改正までに投入予定

静岡県内の在来線についての情報です。新型の315系の車両について、東海道線・御殿場線・身延線では2026年3月のダイヤ改正までに投入が完了する予定です。一方、2026年度以降に開始するとしていた東海道本線(三島駅~沼津駅間、浜松駅~豊橋駅間)の315系によるワンマン運転については「今回のダイヤ改正のタイミングでは実施しない」としています。

このほかにも、列車の運転時刻や行き先、編成両数などの変更も行われるということで、JR東海は「詳しい情報は時刻表やホームページでご確認ください」と呼び掛けています。