自らが住むアパートの外壁をたたき割ったとして、60代の無職男が警察に逮捕されました。男は「裁判所を名乗る者が家に来ている」と110番通報していて、警察官が駆け付けたところ、外壁が壊されていたということです。
建造物損壊の現行犯で逮捕されたのは、静岡県袋井市に住む無職の男(60)です。男は12月8日午前10時頃、自らが住む袋井市内のアパートの外壁を素手で叩き割った疑いが持たれています。
警察によると、この直前、この男から「裁判所を名乗る者が家に来ている」と110番通報があったということです。警察官が駆け付けたところ、現場には、男と裁判所の職員がいて、外壁が叩き割られていたことから、事情を聴き、男を現行犯逮捕したということです。
裁判所の職員は、強制退去に関する打ち合わせのために、男の家を訪れていて、男はあいまいな供述をしているということです。警察が動機や原因などについて慎重に調べています。







