いち早く現場に駆け付け救命率の向上に役立てようと、富士市の公立病院で、ラピッド・ドクターカーが導入されました。東部の公立病院では、初めての試みです。

富士市立中央病院では12月から、救急専門医と救急救命士が医療機器を持って現場に駆け付け、いち早く治療を始めるため「ラピッド・ドクターカー」の運行を開始します。

11月7日に行われたお披露目式では、富士市の小長井義正市長から救急専門医の光永敏哉医師らにユニホームが贈呈されました。

<富士市立中央病院児島章院長>
「救急の強化ということが市民の念願でございますので期待に応えるべく、病院一丸となって頑張っていきたいと思います」

富士市立中央病院のラピッド・ドクターカーは、救急医が勤務する木曜日と金曜日の日中の時間帯に、消防本部からの要請を受けて出動する体制で、12月11日から運行を開始する予定です。