11月10日午後、静岡県島田市の中学校の教室でノートパソコンから発火・発煙する事故がありました。

パソコンのバッテリー部分と木製のロッカーの一部が焦げましたが、けが人はいませんでした。

11月10日午後1時頃、島田市道悦の六合中学校で、1階にある3年生の教室の後ろ側にあるロッカーから煙が上がっているのを、教室にいた教諭や生徒らが発見しました。

学校によりますと、生徒に貸し出していたノートパソコンが発火し、パソコンのバッテリー部分と木製のロッカーの一部が焼損しました。

警察によりますと、生徒がパソコンをロッカーにしまおうとして、一度ロッカーの上に置いたところ、ちょうど置いてあった画びょうの針にパソコンが当たり、その直後、シューと音を立てて発煙・発火したということです。

煙がおさまった後、ノートパソコンは校舎の外に出されたため、この事故によるけが人はいませんでした。

発煙したパソコンは市から貸し出され、生徒が小学4年の時から使っているものですが、これまでに強い衝撃を与えたり、破損したりしたことはなかったということです。

パソコンは午後の授業で使用する予定でしたが、発煙当時はシャットダウン状態だったとみられ、警察は今後、発煙の原因を調べると方針です。