2025年7月に就航した豪華客船「飛鳥III」が10月20日、初めて静岡県の清水港に入港しました。

<大西晴季記者>
「静岡市の清水港です。先ほど入港した飛鳥III、全長230メートルで近付くと非常に迫力があります」

「飛鳥III」は総トン数5万2265トン、客室数381室で、7月に就航したばかりの国内最大級のクルーズ船です。

日本のクルーズ船としては初めて、LNG=液化天然ガスに対応したエンジンを搭載していて、環境にも優しいのが特徴です。

今回は、約500人を乗せ、神戸港から横浜港に向かうツアーの途中に寄港しました。

清水港の日の出埠頭では、初入港を祝う式典が開かれ、静岡市から飛鳥IIIに記念の盾が贈られました。

<乗客>
「やっぱり最高ですね。料理の船というか、食事が最高級、さすが最高級の船だなと」

静岡市によりますと、飛鳥IIIは、11月2日にも清水港に入港するということです。