子どもたちが昆虫を捕まえて標本にする体験イベントが9月23日、静岡県下田市で開かれました。

下田市の公園で昆虫採集をしたのは、県内の幼児や小学生と保護者です。

静岡県立博物館「ふじのくに地球環境史ミュージアム」は、下田市の道の駅で昆虫のサテライト展示を行っていて、23日は子ども向けのイベントを開きました。

参加者は、昆虫を集めた後、研究員などから指導を受け、標本作りを体験しました。

<標本作りを体験した小学2年生>
「難しい。何か自分で、楽しいというか、自分ができるから楽しい」

<ふじのくに地球環境史ミュージアム 岸本年郎研究員>
「つまむのが難しいとか、捕まえるのが難しいとか、実は軟らかいとか、硬いとか、虫によっていろいろとあると思うので、実際の感覚を知ってもらうきっかけになってたらなと思います」

子どもたちや保護者が作った標本は、「ふじのくに地球環境史ミュージアム」に移され、今後の調査・研究に使われるということです。