今シーズン最強の寒波の影響で静岡県内は、2月7日朝も冷え込み多くの地点で氷点下を記録しました。同日夜から、8日にかけては山地を中心に平地でも雪が予想され、気象台が注意を呼び掛けています。

7日朝の最低気温が平年より低い1.4℃まで冷え込んだ静岡市中心部では、地面に霜柱が見られました。

各地の最低気温は、静岡市葵区井川で-6.4℃、御殿場市で-4.2℃、富士市で-2.2℃など、静岡県内に18ある気象庁の観測地点のうち、11か所で氷点下を記録しました。

静岡市の駿府城公園では、フードを被ったり、カイロで手を温めたりして、寒さをしのぎながら学校や会社へ向かう人の姿が見られました。

<散歩中の女性>
「(飼い犬には)いつもより厚めの服を着せて、暖かくして散歩している。やっぱり寒い。ずっと寒い日が続いているので。犬もちょっと震えて」

<出勤中の男性>
「きのうよりは若干いいかもしれないが、寒い。やっぱり。きつい」

このあとも強い冬型の気圧配置が続くため、7日夜から、8日にかけては、県内でも雪が降る見込みです。中部や西部では7日夜遅く、平野部にも雪雲が流れ込む予想になっています。8日朝までに予想される降雪量は多いところで、中部と西部の山地で5センチ、平地で1センチです。

また、8日も西部の平地で雪の降る所がある見込みです。静岡地方気象台は雪による交通障害や路面の凍結に注意を呼び掛けています。