1番好きな参考書を持っていこう!
【試験当日 会場に到着したらやっておきたいこと】
とにかくいつも通りでいられるかどうかが、勝負です。とにかく場の雰囲気に飲まれないこと。平常心でいられない、いつもの力が発揮できないってのが一番もったいないです。
試験会場から戻ってきた受験生としゃべっていて、非常に多いセリフが「周りがみんな賢く見えた」。自分に自信ないと、どうしても周りの子がすごく賢く見えるらしいのです。ならば、逆手にとって自分を賢く見せる、堂々としていれば「やばいぞ、隣の子、マジ、賢いオーラ出てるぞ」と周りにプレッシャーを掛けることができます(笑)

試験直前のおススメは、1年間で一番頑張ってきた問題集、一番好きな参考書などを教科ごと1冊会場に持ち込み、それを眺めること。必死に解く必要はありません。落ち着いて読んで「これやったな」とか、「これ、昔苦労したな」とか、この1年頑張ってきた自分の歴史を振り返ることが、ちょっとした小さな自信の種になるはずです。
みんな、「自信持てない、自信持てない」と言いますが、「結構やってきたじゃん」と思うんですよ。自信とは、自分を信じる力。「自分がやってきたことを信じる」ことはできるはず。受験生には「これだけやってきた、自分のやってきたことを信じて、自信だよ」と声を掛けています。
「とりあえず、5秒動くな」

「試験始め」の合図で一斉に問題用紙をバザッとめくって、カリカリ…と問題を解き始めますが、塾に通う生徒には「とりあえず5秒動くな」と言っています。スタートから5秒間、ゆったりと1ページ目をめくって、しばらくペン持たずに、問題の配置とかを確認する感じで。まずは「ゆったりと落ち着く5秒にしよう」と。ちょっとしたことですが、この5秒できっと心に余裕が生まれるはずです。