ここでも地域の足が岐路に立たされています。
運行の見直しが検討されていた長野市の中心市街地の循環バス「ぐるりん号」は、4月から現在の半分以下に減便されることが決まりました。
「ぐるりん号」の運行の見直しは、委託先のアルピコ交通と長電バスからの要望を受けて検討されてきたもので、31日に開かれた市の公共交通に関する会議で減便が決まりました。

現在は、4台のバスで15分おきに1日38便を運行していますが、4月1日からは2台に減らし、30分間隔で1日15便とこれまでの半分以下になります。

運行時間も短くなり、長野駅発は現在午前9時35分から午後6時50分までのものが、午前10時から午後5時半までとなる上、正午から1時間は運休に。
また、アルピコ交通は運行から外れるということです。
アルピコ交通 植松誠(うえまつまこと)執行役員:
「人員不足ももちろんあるが、経営が非常に厳しいということも強調させてもらいたい。路線バスを営んでいくことが仕事だと思っているから、そこを削っていくことは非常に我々としても残念」
慢性的な運転手不足に加え、いわゆる2024年問題による運転手の労働時間削減などが背景にあり、人材を確保するための対策が求められています。

長野市は、運転手の確保に向けた事業者の取り組みを支援するため、2月補正予算案に2000万円を計上する方針です。
長電バス乗合・乗用部長 大石真一(おおいし・しんいち)部長:
「(4月からは)労働環境も改善される。そういったこともアピールしながら、若い方にもチャンスだと周知させていきたい」
さらに、市が赤字分を補填することで運行を維持している「廃止路線代替バス」についても、篠ノ井と信州新町を結ぶ篠ノ井新町線で土曜日の運行を取りやめるなど、新たに6つの路線の減便が決まりました。












