集落のほぼ中央にある古民家「大阪屋」。

建物の老朽化が進み、解体も一時検討されましたが、何とか景観を残したいと、8月、クラウドファンディングで修繕費を募ったところ…

目標金額を上回る220万円余りが集まりました。


保存活動に携わる 吉川貴久(よしかわたかひさ)さん:
「お金を集めることもそうだが、この大平を知っていただくことも目的だった。これから私たちが皆さんからいただいたエネルギーを大平に注がないといけないと思った」


大平宿の維持管理を担当 広瀬秀一さん:
「解体すれば簡単に壊れる。昔からの家屋の配列や形を残すのは大変な作業だが、これを次の世代に残していけたらいいなと思う」

集まった資金は「大阪屋」の屋根の修繕に充てられ、2024年度から本格的な工事が進められる予定です。