東急グループの創始者で長野県青木村で生まれ育った故・五島慶太(ごとうけいた)さんに名誉村民章が贈られました。


青木村は、村出身で東急グループの創始者、故・五島慶太さんを名誉村民とすることを決め、15日、孫の五島祐(ゆう)さんに名誉村民章などを贈りました。

この日は合わせてグループの研修施設として8月に村内に完成した「東急グループ慶太塾」もメディアに公開されました。

施設は五島さんの生家の跡地に建てられ、当時の姿が再現されました。


キッチンや浴室があり、宿泊もできるようになっていて、グループ約230社の幹部や中堅社員が創業者の精神を学ぶために使われます。

一般社団法人東急グループ慶太塾 但馬英俊専務理事:
「広がりをもった東急グループの共通の幹部の皆様、その横ぐしをさす研修施設として機能させたい」


施設は、月に1回ほど地元の人が見学できる機会も設ける計画で、「五島慶太のような大志を抱ける人材を輩出していきたい」としています。