中川村でチェーンソーの刃が首に当たり、ツツジの伐採作業をしていた男性が死亡した事故。
長野森林組合の黒岩純一さんは、チェーンソーの取り扱いには細心の注意が必要だと話します。
長野森林組合 黒岩純一さん:
「なるべく肌を露出をしないように、作業着をしっかり身に着けています」
事業者には、チェーンソーを取り扱う際、防護ズボンや、フェイスガード付きのヘルメットの着用が義務付けられているといいます。
木を切る高さにも注意が必要です。

長野森林組合 黒岩純一さん:
「通常チェーンソーを取り扱う上で高い位置での作業はしないんです。どちらかというと胸より低い高さでの作業になりますので」
チェーンソーの大きさに関わらず、高い位置での作業は事故の元になると黒岩さんは指摘します。
チェーンソーの事故で多いとされるのは、「キックバック」と呼ばれる刃の先端が体の方に跳ね返る事故です。

長野森林組合 黒岩純一さん:
「通常ですと刃の根本でカットするんですけど、刃先で作業した場合このように跳ね返ったりするのがキックバックです」
黒岩さんは、チェーンソーを安全に取り扱うためにも講習会に参加することも検討してほしいと話しています。