重い商品やまとめ買いにも便利なネットスーパーの需要が高まっています。
気になるその裏側を取材しました。

長野市のスーパー「デリシアうえまつ店」

4月にリニューアルオープンし、新たにベーカリーが併設されたほか、惣菜にも力を入れています。

この店舗で20日から始まったのが、ネットスーパーです。

■デリシアネットスーパー事業課 宮下竜矢課長                                                    「商品を梱包してからお客様の自宅まで届く時間が短いところでより鮮度の高い商品、よりお客様の好みに合った商品をお届け出来る」

スマートフォンの普及とともに、年々需要が高まっているというネットスーパー。

デリシアでは、2012年からサービスを始め、現在、県内50店舗のうち16店舗で対応しています。

注文に使用するのは専用のスマートフォンアプリ。

■土屋記者
「(自宅の)住所を選択するとネットスーパーに対応している最寄りの店舗が自動で表示され、売り場へ進むとその店の商品が自由に見ることが出来ます」

注文を受けると、店員が店の中からその商品を探します。

常温・冷蔵・冷凍と商品ごとに分けて詰めたらそのまま配送!自宅に届けられる仕組みです。

商品数は店舗とほとんど変わらないおよそ1万2000品目で、価格も店頭と同じ。

午後2時半までの注文であれば当日中に届くということです。

■デリシアうえまつ店・中西健太店長                                   
「実際のお店に週1回来る、そのほかの重たいものはネットスーパーで注文する。そういう使い分けもいいかと思う」

ネットスーパーは購入金額が税別1200円以上で利用でき、配送料は地域によって異なりますが330円から。

デリシアでは今後も、対応する店舗を増やしていく方針です。