高校の授業料の「無償化」により2026年度は私立高校の入学者が募集人数を大きく上回りました。
こうした中、2027年度の私立高校の募集定員の目安を決める話し合いが行われました。
県教委や私立高校などの関係者でつくる連絡協議会。
県内の私立高校全体の募集定員の目安は毎年、この会議で決まります。
授業料の実質無償化が影響したと見られる2026年度の高校入試。
県内の私立14校合わせて3370人の定員に対し実際の入学者は3626人でした。
入学者が募集を上回ったのは少なくとも2008年度以降でははじめてのことで中には定員の1.4倍以上が入学した高校もありました。
(私立中学高等学校協会・添谷芳久さん)「春の(入試の)結果も私個人としては大変驚いています、ここまで影響が出るとは思いませんでした」
その影響を受け公立高校は志願倍率が低下し、募集に占める入学者の割合は全日制で90パーセントを切りました。
こうした状況を受け、2027年度の募集定員の動向が注目されましたが、私立は2026年度と同じ3370人に決まりました。
県内の中学3年生の推移です。
1990年度は3万4000人を超えていましたが2010年度は2万2000人余り。
2027年度はピーク時のおよそ半分になります。
さらに今後10年余りで5000人近く減る見込みです。
(添谷さん)「無償化の影響が今後どれくらい募集活動に影響がでるかは正直我々も手探りの状況で、今年度来年度検証しながらどういった募集定員の設定が適切か冷静に見ていきたい」
県教委はこうした生徒数の減少などを踏まえ公立高校と私立高校の定員や教育内容などを議論する会議を2026年度内に立ち上げることにしています。












