患者がわかりやすい資料もすぐに…

長野市民病院 住 昌彦(すみ・まさひこ)医師:「通常、病歴を聴取して検査を行ってもらって、それで総合的な診断になるが、それを口頭で説明するか、手書きの文章で説明するというのが今までの常識だった。それを患者さんにわかりやすい資料に(AIが)すぐに作ってくれて、それをお渡しするところまで、当院ではできている」

ほかにも、入院中の電子カルテのデータを所定の書式にまとめる、「退院サマリー」の作成。医師が自分で作業すると、患者1人あたり10分から1時間ほどかかっていました。

それが、AIを組み込んだ独自のシステムを使うことで30秒ほどで出力され、確認を含めても数分で終えられるようになったといいます。

長野市民病院 草野義和(くさの・よしかず)上席副院長:「残業時間としては10%弱、削減できているというところもあって、それの全てとは言わないですけれども一定の割合の貢献はAIがしている」

長野市民病院では3年前に、このように生成AIと電子カルテを連携させた独自のシステムを構築。現在は、職場ごとのニーズに合わせてつくられた、50以上の「AIアシスタント」が日々、使われています。

現場へのアンケートでは「AIアシスタント」を使うことで各業務の所要時間が数分から数十分短縮され、7割以上短縮できたものもあったといいます。

その結果…。