年の瀬に合わせ、松本市でこども食堂が開かれ、手打ちの年越しそばなどが提供されました。
松本市の島内公民館で開かれたこども食堂。
NPOホットライン信州が、物価の高騰などで苦しむ家庭や子どもに年末年始を笑顔で迎えてもらおうと企画しました。
きょうは市内のそばの愛好家などが手打ちした生の年越しそば120食が配られたほか、ラーメン店の店主がゆで餃子を振る舞いました。
訪れた子どもは「最近、おそばを食べられないから嬉しい」と喜んでいました。
NPOホットライン信州青木正照専務理事は「物価高騰のあおりを受けて、非常に生活が厳しいという声が私たちにきている」と話していました。
会場では子どもたちがお菓子のつかみ取りを楽しんだほか、食材などの生活物資の提供も行われました。