長野県佐久穂町に建設される予定の道の駅に信州大学の水を浄化する技術が取り入れられることになりました。

信州大学工学部の手嶋勝弥(てしまかつや)教授が佐久穂町役場を訪れ町の職員などと初の打ち合わせに臨みました。

佐久穂町では2024年の夏、中部横断道八千穂高原(やちほこうげん)インターチェンジ近くに道の駅を開業する予定です。

新しい道の駅は町の水の魅力を引き出すことがコンセプトで、手嶋教授が手がける水に含まれる有害物質を除去することができる技術「信大クリスタル」を導入することにしました。

(手嶋教授)
「道の駅の先進的な発信をしたいということで、トータルに水を考えてほしいという提案をいただいた」

当面は「信大クリスタル」を使った浄水器を設置しますが、手嶋教授は将来的には
川の水を飲み水として利用することなどを視野に入れています。