ミラノ・コルティナオリンピック™のスピードスケート女子団体パシュートで、下諏訪町出身の野明花菜選手が銅メダルです。初めての夢舞台でプレッシャーもかかる中、最後まで滑りぬきました。

3大会連続のメダル獲得へー。17日夜に行われた、女子団体パシュートの準決勝。

野明選手は控えに回り、日本は高木美帆選手、佐藤綾乃選手、堀川桃香選手の3人でオランダとの勝負に挑みました。

残り半周までリードしていた日本でしたが、わずか0秒12の差で敗れ、3位決定戦にまわりました。

銅メダルを懸けたアメリカとの大一番。日本は、メンバーを入れ替え、野明選手がオリンピックのスタートラインに立ちました。

幼い頃から取り組んできたスピードスケート。活躍の裏には野明選手を指導し、支え続けてきた両親がいました。

母親の三枝さんは、長野などオリンピック2大会に出場した元選手。父親の弘幸さんも長野など2大会に出場した元選手でした。

出発前の野明選手:「父と母が立った舞台なので、一度は立ってみたいなという思いはあったので、お父さんたちが見た景色が見られればいいなと思います」

両親と同じ舞台にたどり着いた野明選手。高木選手に続き2番目を滑ります。

父・弘幸さんはスタンドから見守ります。

スタート直後、バランス崩す場面も…。

野明花菜選手:「頭が真っ白ですごく緊張した」

初めてのオリンピック、それも初のレースがメダルをかけた一戦、緊張しないわけがありません。

それでも、野明選手はすぐに立て直し、息の合った滑りでアメリカとの差を広げていきます。

プレッシャーがかかる中で最後まで滑り抜いた野明選手。銅メダルを獲得しました。3大会連続のメダルに貢献しましたが、レース後、悔しさをにじませました。

野明花菜選手:「完璧な準備をして完璧なレースをするというのが、この2か月でやるべき事だったんですけど、それも上手くできなかったので悔いが残る。また強くなって戻って来られたら」

娘の銅メダル獲得に、母・三枝さんは。

「何とかメダルをとずっと思っていたので、銅メダルのメンバーの中に名前を連ねさせていただけたことは本当にありがたく、うれしく思っています。」

野明選手は両親への思いも口にしました。

「一人でここまで来た訳ではないので、今まで支えてきてくださった方への感謝、家族への感謝も感じますし、両親には本当に最高の形で恩返しできたんじゃないかなと感じています」

親子でつかんだ初めての夢舞台。両親が届かなかったオリンピックでのメダルを手にしました。

スピードスケートでのメダル獲得は、県出身者では、平昌オリンピックで金メダルを取った小平奈緒さん以来、8年ぶりとなりました。