地域の空き家問題に取り組む長野県立科町の高校生が、空き店舗を活用して住民との交流イベントを開きました。

イベントの舞台は、町の中心部にある空き店舗。

蓼科(たてしな)高校、地域コースの3年生およそ30人が、子どもから大人までが楽しめるようにと、射的や輪投げができるゲームコーナーや、カフェなどを開きました。

「射的をやったが、当たらなかったですが楽しかったです」
「すごく楽しかったし、こういう機会ができてうれしかったです」

生徒たちは、一年をかけて地域の空き家問題に取り組んでいて、解決策を探るため、今回のイベントを企画しました。

(蓼科高校3年・今響(こん・ひびき)さん)「こういうちょっとしたイベントでも、小学生とか地域の人が来て盛り上がってくれるので小さなイベントを積み重ねて少しずつでも人口を増やしていければいい」

卒業を前にした1月下旬には、一年間の成果を披露する学習発表会も予定されています。