信州の冬の観光シーズンが本格化する中、こちらにも期待が高まります。
観光庁は、「全国旅行支援」を年明けの1月10日から再び実施すると発表しました。

「(全国旅行支援は)新たな行動制限が必要となる事態が生じないことを前提に1月10日火曜日から実施することといたします」

斉藤国交大臣は、12月28日のチェックアウト分までとなっている「全国旅行支援」について、年明けの1月10日から再び実施すると発表しました。

割引率は、旅行代金の40%から20%に、割引の上限額は交通費込みで1泊当たり8000円から5000円に引き下げられます。

これを受け、長野市のホテルでは。

(ホテルメトロポリタン長野・矢口俊司営業次長)「お客様に長野にお越しいただくというところでの施策としては良いのではないかと感じている」

このホテルでは、全国旅行支援の効果もあって、年末まで7割ほど予約が埋まっていて、旅行支援の再開によるスノーシーズンの観光客の増加に期待をにじませます。

(ホテルメトロポリタン長野・矢口俊司営業次長)「逆に休前日よりも平日の動きに期待できるかな、スキー場に行かれる前にというお客様がいらっしゃれば」

ただ、旅行支援の具体的な内容を決めるのは政府からの財政支援を受けた都道府県で、県は、1月以降の実施について「今後検討する」としています。

(ホテルメトロポリタン長野・矢口俊司営業次長)「(県には)なるべく早く情報を出していただきたい、県からの資料が出てこないことには(宿泊)施設としては動けないので」