人や物の移動が増える年末年始を控え、国土交通省がバスやタクシー事業者などの安全管理を確認する現地調査が行われました。

長野市の長電バスに北陸信越運輸局の担当者5人が訪れ、始業に先立って行う運転手の健康確認などの様子を視察しました。

現地調査はバスやタクシー、トラック事業者などの安全管理体制を確認し、需要が増える年末年始に向けさらに意識を高めてもらおうと各地で実施されています。

冬用タイヤに切り替わる時期は全国的にタイヤの脱落事故が多くなるということで運輸局の担当者はナットの緩みがないかどうかなど運転前に確認してほしいと話していました。

(北陸信越運輸局自動車交通部・山田学次長)
「今年は雪が多く降るともいわれている、早め早めの行動をとっていただく、それを安全に確実に行っていただきたいと思っています」

長電バスによりますと海外からの観光客が増えるなどバスの利用状況は回復しつつあるということです。