任期満了に伴う長野市の市長選挙が19日告示され、現職と新人あわせて5人の争いとなりました。
立候補したのは、届け出順に、新人で前市議会議員の小泉一真さん59歳、新人で経営コンサルタントの平本浩一さん59歳、現職で1期目の荻原健司さん55歳、新人で元福祉施設職員の草間重男さん75歳、新人で前市議会議員の野々村博美さん68歳のいずれも無所属の5人です。
立候補者は、長野市内でそれぞれ第一声をあげました。

小泉候補は、青木島遊園地廃止問題について「子どもたちを泣かせっぱなしにするのか、それともきちんとハッピーエンドで終わるのか」と訴えました。

平本候補は、予算の優先順位について「今は物価高で皆さんが苦しんでいる。まず物価高対策に税金を使うべき」と訴えました。

荻原候補は、産業の振興について「成長分野にしっかりと投資をし、いま環境を整えていけば、長野市はもっと元気な街になる」と訴えました。

草間候補は、長野五輪を振り返り「一校一国運動を復活させたいと思っている。具体的平和をつくり長野から発信したい」と訴えました。

野々村候補は、長野駅前の再開発計画について「共存共栄の街づくりを模索し進めるべき。公共交通を充実して歩いて楽しめる街づくりを」と訴えました。

立候補の届け出は午後5時に締め切られ、5人による選挙戦が確定しました。
投票は26日で、即日開票されます。