北アルプスの蝶ヶ岳で16日、暴風雨のため動けなくなった大阪府の81歳の男性が救助されました。
救助されたのは、大阪府高槻市に住む81歳の無職の男性です。
安曇野警察署によりますと、男性は、単独で蝶ヶ岳に向け登山中に、頂上に近い標高2650メートル付近で、悪天候から身動きが取れなくなったものです。
男性は、午後3時半ごろに、「暴風雨で動けません」と110番通報しました。
北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会の救助隊員が出動して、男性は午後5時過ぎに近くの山小屋に収容されました。
男性は、当初、低体温症の症状も見られたということです。
男性は、16日に、1人で三股登山口から入山し、蝶ヶ岳に登った後、17日に下山する予定でした。