長野県南牧村の国道で15日、佐久広域消防本部の救急車が現場に向かう途中にシカと衝突しました。救急隊員にけがはありませんでしたが、現場の到着が18分遅れたということです。
佐久広域連合消防本部によりますと、15日午後3時50分ごろ、南牧村海尻の国道141号で、南部消防署の救急車が現場に向かう途中に、道路右側から飛び出してきたシカと衝突し、ヘッドライトやバンパーなどフロント部分が破損しました。
直近の消防署から別の救急車を出動させる対応を取ったため、現場への到着が18分遅れましたが、患者の女性は佐久市内の病院に運ばれ、遅れによる影響はなかったということです。
また、救急車に乗っていた隊員3人にけがはありませんでした。
国道は山際にあって、シカは急に飛び出してきたため避けきれなかったということです。