長野県内の障がい者が日ごろ取り組んでいる文化芸術活動を発表する催しが、長野市で開かれています。

「長野県障がい者文化芸術祭」は今年で28回目で、長野市下駒沢の障がい者福祉センター「サンアップル」には絵画や手芸、写真など570点が展示されています。

4枚のふすまに満開の桜の木を描いた大作や、高齢の女性が大量の折り鶴に埋もれるユニークな写真もあり、訪れた人たちは思い思いに楽しんでいました。

長野市の女性:
「素晴らしいですね。みんな楽しそう。編み物がすごいなあと思って。よくあんな精緻なものが作れるなと。突き動かされますね」

飯綱町の男性:
「電車の写真とかいっぱい貼ってあって、地下鉄の絵とかいっぱい見てました。面白かったです」

会場ではキーホルダーや手編みのコースター作りが体験できるほか、障がい者支援施設で作られたパンやアクセサリーも販売されています。

催しは明日(21日)も開かれ、ドラム演奏や書道パフォーマンスなどのステージイベントも予定されています。