8日未明、およそ3年ぶりに満月が地球の影に覆われて輝く皆既月食が県内でも観測されました。

標高およそ1300メートルの原村の八ヶ岳自然文化園で開かれた観察会には、県の内外から20人ほどが集まりました。


午前1時27分、上の部分から月が欠け始めると、参加者から歓声が上がりました。

その後、午前4時前まで皆既月食の状態になり、独特の「赤銅色(せきどうしょく)」の月が夜空に輝きました。


岐阜県から:「月が赤く変わっていく様子をみんなと共有しながら楽しかったです。やっぱりロマンですかね。みんなが「これを観たい」って集まるのでそれに尽きるかな」


国立天文台によりますと、次に日本で皆既月食が見られるのは来年の3月3日です。