千曲市と須坂市を結ぶ路線バス「屋代須坂線」について、運行会社が撤退や減便の意向を示したことを受け、教職員の組合が、代替手段を協議することなどを求めました。

県高教組 細尾俊彦執行委員長:「該当する学校数があまりにも多い。学校の規模も大きい」
要請を行ったのは、高校などの教職員組合で、阿部知事と武田教育長に宛てた要請書を提出しました。

要請は、8月、千曲市と須坂市を結ぶ「屋代須坂線」を運行する長電バスが撤退もしくは減便の検討を正式に表明したことを受けたものです。
沿線には6つの高校や、中学、養護学校があり、通学の利用が全体の7割を占めるといいます。
県教組は学校にどのような問題が起きるのかの調査や、代替手段が見つかるまでは廃止などを行わないよう事業者に働きかけることなどを要請しました。

県教育委員会 武田育夫教育長:「丁寧な実態調査を行います。そして調査結果を速やかに関係機関と共有してまいります。なるべく早く具体策が示せるように引き続き取り組んでまいります」
通学で利用しているという高校生は。
バスを利用する高校生:「登下校が基本送迎中心になっちゃうかなって」
バスを利用する高校生「初めて聞きました。通学手段がなくなっちゃうので結構困ります」
バスを利用する高校生:「バイクとかも禁止されているので、うちの高校は。なくなってほしくないのが一番」